93年以降最多2603羽 諏訪湖カモ類調査

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個体数を調査する鳥獣保護管理員

県諏訪地域振興局林務課は16日、諏訪湖のカモ類の生息数調査を実施した。観察個体数は10月としては諏訪湖の銃猟禁止区域の指定(1995年度~)を検討した93年以降で最多の2603羽が確認された。ただ、日本野鳥の会諏訪支部の林正敏支部長(73)=岡谷市=によると、同月は「渡り鳥が動く季節」といい、「羽休めをしている鳥がたまたま調査日に集中したことも考えられる」としている。

調査は鳥獣保護管理員の協力を得て同区域の対象となっている諏訪湖と周囲の主な流入、流出河川で毎年6、10、1月に行っている。

今回確認されたカモ類の総数は前年同期比1260羽増。内訳はカルガモが124羽増の778羽となった。雨天で視界が悪かったこともあり、種類を特定できないカモ類が725羽(前年度は1羽)もいた。このほか、ヒドリガモが405羽増の863羽、ホシハジロが36羽増の125羽となった。キンクロハジロは52羽減の7羽だった。

カモ類以外ではオオバンが1809羽と目立った。ワカサギなどの食害の原因となる魚食性鳥類のカワウは96羽で74羽増の86羽となった前年度をさらに10羽上回った。騒音やふん害で住民を悩ましているとして諏訪市から調査依頼があったアオサギは30羽を確認した。

諏訪市の県諏訪合同庁舎で行った調査報告では、鳥獣保護管理員から「水草があるところを好む野鳥が増えており、諏訪湖の生息環境が良くなっているとも言える」という意見があった。

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