7年目に一度の光前寺「御開帳」 秘仏本尊公開

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光前寺本堂で行われた御開帳の開扉法要

光前寺本堂で行われた御開帳の開扉法要

駒ケ根市の名刹光前寺で9日、7年目に一度の「御開帳」が始まり、秘仏本尊の不動明王を収めた厨子の扉が開かれた。今年は5月8日までの30日間の日程で本尊を公開。初日は開扉(かいひ)法要が行われ、不動明王と本堂前に建立した回向柱が五色の「善の綱」で結ばれた。境内には朝から多くの参拝者が訪れ、御利益を求めて回向柱に触れていた。

法要には檀徒役員ら約20人が出席。吉沢道人住職(68)が読経する中、厨子の扉がゆっくりと開かれ、護摩の火に照らされた不動明王が姿を現した。薄暗い本堂では出席者が神妙な面持ちで本尊を見つめ、手を合わせた。

不動明王が剣を持つ右腕と善の綱で結ばれた回向柱には、触ることで本尊に触れたのと同じ御利益があるとされる。本堂前には次々に参拝者が訪れ、それぞれ思いを込めて柱に触れていた。

初日の法要を終えた吉沢住職は「始まったなという思い。気持ちを新たにした」と表情を引き締め、「御開帳を待つように境内の桜も開花した。多くの人に桜を楽しんでもらい、参拝してもらえたら」と話していた。

本堂内の特別拝観(拝観料500円)は午前9時~午後4時30分(最終日は午後3時30分まで)。中日法要が行われる29日は拝観できず、午後1時から恒例の稚児行列がある。対象は4~7歳ぐらいの男女で、参加には事前申し込みが必要。奉納金は1000円。最終日の5月8日は結願(けちがん)法要を行い、本坊では慈雨をもたらすとされる秘宝「雨乞いの青獅子」の特別拝観もある。

問い合わせ、申し込みは同寺(電話0265・83・2736)へ。

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