巨木躍動、沸く大観衆 諏訪大社御柱祭下社山出し

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張り詰めた綱が断たれ、木落し坂へ突入する春宮一之御柱。勇猛な男たちを乗せた巨木は一気に坂を下った

張り詰めた綱が断たれ、木落し坂へ突入する春宮一之御柱。勇猛な男たちを乗せた巨木は一気に坂を下った

諏訪大社御柱祭の下社山出しは2日目の9日、残り5本の御柱を曳行(えいこう)し、うち秋宮四と春宮一は木落しを行った。春らしい穏やかな日和に恵まれた土曜日とあって、祭りを楽しもうという多くの氏子や観光客が集まった。山あいの曳行路は人で埋まり、御柱が急坂を滑り落ちる豪快な木落しが行われるたびに、大観衆からどよめきや歓声が上がった。

各御柱とも曳(ひ)き出し地点の棚木場(たなこば)から、順次出発。「よいさ、よいさ」の掛け声に合わせた熱のこもった曳行を続けた。この日最初の木落しとなった岡谷市旧岡谷3区担当の秋宮四がきれいに坂を下れば、旧岡谷7区の春宮一も豪快に坂を下り切った。木落し後は終着点である「注連掛」の小高い台地に曳き着けた。

秋宮四、春宮一とも予想を上回る大勢の氏子が集まったため、安全に配慮した慎重な曳行で、木落しはそれぞれ予定より約1時間半と約2時間半の遅れ。春宮一の最後は夜間の曳行となった。

最終日の10日は岡谷市長地の「春宮二」、下諏訪町第四、五、六、八、十区の「秋宮三」、同町第一、二、三、七、九区の「秋宮一」の曳行と木落しがあり、3日間にわたる下社山出しを締めくくる。

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