若者投票率向上を芸人講師に授業 諏訪東理大

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ゲーム形式の議論を展開するたかまつさん(右から2人目)と諏訪東理大生ら

若い世代の投票率向上につなげようと、諏訪東京理科大学キャリアセンター(茅野市)は20日、お笑い芸人のたかまつななさんを外部講師に迎えた授業「笑える!使える!政治教育ショー」を開いた。学生のほか、選挙や教育に携わる地域住民も参加。たかまつさんは「投票に行かないと損するかもしれない」「自分の思いを社会に伝える手軽な方法が投票」などと呼び掛けた。

授業ではゲーム形式を取り入れた。5人1組で18歳の女子高生、20代の会社員、40代の主婦、60代の社長、80代の高齢者役をそれぞれ担ってもらい、「50歳以下の選挙権を廃止する」という議題について公開討論が行われた。選挙権が廃止される50歳以下は「反対」、50歳を超えた年代は「賛成」と立場はあらかじめ決めた。

5人の多数決では、女子高生、会社員、主婦の3人が「反対」、「賛成」とする社長と高齢者の2人を上回る。しかし、日本の年代別の人口構成と投票率を反映したポイント数で比べると、人口と投票率が高い60代のポイント数が大きく、社長と高齢者の2人の意見が尊重される結果となった。

たかまつさんは、ゲームで日本の選挙の縮図を分かりやすく表現し、「人口規模ではまだまだ一定のボリュームがある若い世代の皆さん。投票率を上げて政治への影響力を高めましょう」と呼び掛けた。

参加した2年生の野本光さん(19)は「投票なんて行っても意味ないって思う節もあったが、行かないなんてもったいない。出身地が遠く投票には帰省が必要だが、今回は帰ることはできない。今は投票できないことを残念に思う」と話した。

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