駒ケ根で初のエル・システマ子ども音楽祭

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ステージ上で練習の成果を発表する弦楽器教室の児童ら

ベネズエラ発祥の音楽教育「エル・システマ」事業に取り組む駒ケ根市は24日夜、「エル・システマ子ども音楽祭」を市文化会館で開いた。同事業の一環として今年度から弦楽器教室で学ぶ地元小学生をはじめ、市内の児童や小中学生の合唱団などが参加。ベネズエラからは障がいを持つメンバーらで編成され、国際的に活躍する楽団「アンサンブル・ララ・ソモス」がゲスト出演し、音楽活動による文化交流を図った。

エル・システマは集団での音楽教育を子どもたちに提供するプログラムで忍耐力や協調性、自己表現力を育む効果が注目されている。市では今年度からプログラムを導入。その一環として7月には赤穂東小学校を会場に弦楽器教室が開校し、児童28人がバイオリンの練習に励んでいる。

音楽祭は教室の児童をはじめ地元で音楽に取り組む子どもたちの発表、交流の場として初めて企画した。開会のあいさつで経過を報告した杉本幸治市長は、同事業を契機に「ベネズエラとの交流がいっそう深まれば」と期待した。

この日は合唱や合奏に取り組む8グループがステージで練習の成果を発表した。このうち弦楽器教室の児童はバイオリンを始めて3カ月ほどの初心者ばかり。持てる力で「メリーさんの羊」「10人のインディアン」の2曲を精いっぱい演奏すると、会場から大きな拍手が送られていた。

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