木質バイオマス活用 伊那で11月3日シンポ

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まきやペレットなどの利用促進に向けた「伊那谷木質バイオマスエネルギーシンポジウム」が11月3日、伊那市役所で開かれる。伊那商工会議所、上伊那森林組合、上伊那地域自然エネルギー普及協議会主催。木質バイオマスエネルギーの活用による二酸化炭素(CO2)の排出量削減を主要テーマに据え、識者の講演やパネル討論を行う。駐車場ではペレットストーブ・ボイラー、まきストーブなど機器の展示会を開く。

伊那市は、昨年度策定のCO2排出抑制計画で、市内一般家庭の総排出量に対し、再生可能エネルギーの活用による排出抑制量を現在の14%から25%に高める―とおおむね10年の目標を設定。「50年の森林ビジョン」の取り組みと連動する形で豊かな森林資源を生かし、木質バイオマスによる熱利用を3倍にすることを柱の一つにした。

3年ぶりとなるシンポはこうした方向性を受け、環境保全に重きを置いた内容に。CO2バンク推進機構の宮入賢一郎理事長が基調講演し、同協議会長の岡野哲郎・信大農学部教授を進行役に、森林組合長の白鳥孝市長、同商議所の川上健夫会頭ら5氏がパネル討論を行う。

ペレットボイラーを導入する「みぶの里」の西村太一施設長、ペレットだき温風機を使う「みはらしいちご園」の有賀正喜さんも加わり、施設や農業用ハウスでの導入効果を報告する。森林組合のペレット販売量は昨年度、2655トンと過去最高を更新。品質が高く、全国から年間500~1000人が工場視察に訪れている。先進的な取り組みが地域に経済効果をもたらすことも紹介したい考えだ。

シンポは午後2時から市役所多目的ホールで。機器展示会は同1~5時に開き、まきのポータブルオーブンで焼いたピザの試食会もある。入場無料。申し込み不要。問い合わせは森林組合バイオマスエネルギー室(電話0265・94・1173)へ。

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