訪れたくなる諏訪湖に 創生ビジョン骨子案

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諏訪湖の総合計画「諏訪湖創生ビジョン」の策定に向けた地域懇談会が26日、諏訪市の県諏訪合同庁舎であり、県諏訪地域振興局はビジョンの骨子案を示した。20年後の目指す姿(長期ビジョン)を「人と生き物が共存し、誰もが訪れたくなる諏訪湖」とし、実現に向けた5年間(2018~22年度)の取り組みをまとめた。「水環境保全(水質・生態系)」と「湖辺面活用・まちづくり」の2本柱としている。

ビジョン構成は当初のたたき台では「水環境保全」「生態系保全」「湖辺面活用・まちづくり」の3本柱を想定していたが、「水環境保全」と「生態系保全」は重複する部分も多いため、骨子案の段階では統一した。

骨子案の「水環境保全」では主な取り組みとして水質保全対策、貧酸素対策、ヒシの大量繁茂対策、豊かな生息基盤の創出、水生動植物の管理、漁業の振興を挙げた。「透明度」を新たな水質目標として定め、「年平均1・3メートル以上」としている。ヒシは水草刈り取り船の活用や抜き取り、種子除去で年間510トン以上を目指す。策定中の第7期水質保全計画で位置付ける方針の取り組みを反映した。

「湖辺面活用・まちづくり」では水辺整備と湖辺面の利活用、学び場の確保を挙げた。諏訪湖周サイクリングスペースの整備、砂浜の創出、諏訪湖について学べる拠点の整備、「諏訪湖の日」の制定の検討などを盛り込んだ。

意見交換では参加者から「ヒシの刈り取り量を増やすべき」「地元の子どもたちが諏訪湖で遊び、体験し、学べるイベントなどの企画を盛り込んでほしい」「アレチウリをはじめ、水辺の陸上の外来種対策も検討してほしい」などの意見があった。

県は参加者の意見を踏まえながら骨子を固め、原案作りに取り組む。ホームページで公開し、寄せられた住民の意見も取り入れながら、年度内の策定を目指している。

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