ご当地お土産プロジェクト 伊那でシンポ

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シンポジウムで基調講演する下川眞季さん

伊那市の製造業ご当地お土産プロジェクトチームと伊那商工会議所は27日、「製造業ご当地お土産プロジェクトシンポジウム2017」を伊那商工会館で開いた。約60人が基調講演を通して国内の最新動向を学び、これからのものづくりを考えた。プロジェクト第1弾の製品「サクラコマ」のパッケージを、漫画家たなかじゅんさんのデザインで同日から刷新することも発表した。

基調講演では元ソニーの女性修士エンジニア第1号で、ダヴィンチ・ブレインズ代表取締役の下川眞季さんが「”かわいい”の技が世界を変える!『感性モノづくり・フィールウェアという発想』」をテーマに講演。感性と技術の融合や、技術とかわいいの融合を語り、「21世紀は職人や技能士がアーティストになる時代」と述べた。

タカラトミーのガールズ事業部生産技術課専門課長の松岡洋和さんは「国内企業連携による短納期商品開発」をテーマに講演し、おもちゃの開発に3D技術が関わっていることを紹介。3Dプリンターと射出成形機をつなぐ伊那発のデジタルモールドの技術が、「個の時代に対応していく少ロット、多品種、短納期を実現する」と展望した。

同プロジェクトは市内の企業が連携し、企画から製造まで全てを地域内で手掛ける「完全地産」によって、新しいビジネスの創造と地域産業の活性化を目指す活動。これまでに、回すと花が開く「サクラコマ」、同市のイメージキャラクター「イーナちゃん」の組み立て式プラスチックモデル「とことこイーナちゃん」、高重心バランスコマ「タオレネード」などを開発、発売している。

「サクラコマ」の新パッケージは、町工場の鉄工所を舞台にものづくりの楽しさを描いた漫画「ナッちゃん」で知られるたなかじゅんさんのデザイン。プロジェクトの橋爪良博リーダーは「日本らしく、外国の方にも買っていただけるものになった」と新デザインを喜んだ。

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