県南信工科短期大学校スタート 開校式

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県は11日、県南信工科短期大学校の開校式を南箕輪村の同校で開いた。県工科短期大学校(上田市)に次ぐ県内2番目の県立の工業系短期大学校として開設。地域産業を担う人材の育成、技能・技術の伝承、若者の県外流出などが大きな課題となる中、産業技術の革新に対応した高度な専門知識と実践技術を兼ね備えた「ものづくりのスペシャリスト」の育成を目指す。

県伊那技術専門校(3月で閉校)の施設を活用、一部新築する形で整備。2年制で、「機械・生産技術科」と「電気・制御技術科」の2学科を設置し、1学年の定員は各20人。機械・生産技術科ではアイデアを形にする設計技術、加工技術、測定技術、機械を動かす制御技術を、電気・制御技術科ではエネルギーとして電気を生み出す技術から、電気の流れを操り機器を制御する技術などを学ぶ。

開校式には県、県議会、地元市町村、関係団体などから約100人が出席。阿部守一知事は「長野県には多くのものづくり企業が集積し県経済を力強くけん引してきた。人口減少社会を迎える中、成長が期待される分野への積極的な展開が重要であり、高度な技能、技術を持った人材の育成が不可欠になっている」と開校の意義を強調した。

大石修治校長は「基礎理論の習得だけでなく、先端機器を活用した実験・実習を通して将来のものづくり産業を担う人材を育成し、長野県の産業振興に貢献したい。地域に開かれた魅力ある、信頼される南信工科短期大学校を目指し、教職員一丸となって努力していく」とあいさつした。

続いて開いた入学式では、第1期生として両学科各20人と短期課程(6カ月)の「機械科」の10人の計50人が入学。新入生を代表して機械・生産技術科の池上佳吾さん(18)=伊那市=が「南信工科短期大学校の学生である誇りを持ち、どんなことにも真摯に取り組み、長野県の産業に貢献していく人材となるよう日々精進していく」と力強く誓いの言葉を述べた。

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