ふるさと納税返礼品カタログを刷新 岡谷市

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リニューアルした岡谷市のふるさと納税の返礼品カタログ

岡谷市は30日、ふるさと納税の返礼品カタログをリニューアルした。例年は年度当初に作り直しているが、4月に出された総務省通知に対応する形で、返礼品の調達価格が寄付額の3割以下になるよう見直した。一方で、手作りの腕時計などは「ものづくりのまち岡谷を代表する特産品で、地域産業の活性化につながる」として取り扱いを継続する方針だ。

総務省通知は家電や家具、時計などを「資産性が高い」として返礼品から除外するよう求めていた。市によると、除外を求められた返礼品は腕時計や太鼓、岡谷産シルクを使ったランプシェードなど約20品目。市はカタログの更新に合わせて対応を検討する考えを示していた。

今回の見直しで市は、ダイヤモンドの指輪やネックレスは11月末で取り扱いをやめる一方、そのほかの腕時計などについては「量販品とは異なる」との見解から、地域の「特産品」として継続する方針を決めた。

総務省通知をめぐっては、高市早苗総務相(当時)が厳格に対応。しかし、その後就任した野田聖子総務相は地域の実情に応じて対応していく考えとされ、「通知の趣旨を尊重しつつ、国の動向も踏まえる中で見直した」(市企画課)という。

今井竜五市長は「岡谷市は農産物が少なく、工業製品を入れていかなければならない。地域の特色あるものをそろえた」と改めて強調。その上で、「一品一品手作りで、岡谷市が大切にしていきたい資源や技術を使って作られている」と述べた。

新しいカタログはA4判・11ページで、人気の返礼品を中心に計106点の商品やサービスを掲載した。11月2日に東京で首都圏在住の岡谷市出身者を対象に開く「第37回岡谷ふるさとまつり」でPRしたい考えもあり、このタイミングで作り直した。

同課によると、今年度上半期(4~9月)の同市へのふるさと納税の寄付額は6387万円で、前年同期の2928万円の2倍以上に上っている。「制度が認知されてきたことや総務省通知を受けた駆け込みもあるのでは」(同)としている。

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