「ゆいわーく茅野」開所1年 施設稼働率76%

LINEで送る
Pocket

茅野市が「パートナシップのまちづくり」の新たな拠点として整備した市民活動センター「ゆいわーく茅野」が昨年11月に開所して1年が経過した。10月31日までの延べ利用者は2万6001人で、登録団体270団体。各部屋の1日単位の利用状況から算定した施設稼働率は76.2%となっている。多様な市民が出会い、情報交換する場として定着してきた半面、施設のさらなる認知度向上や、地域の課題解決を支援し、まちの元気を創り出す活動が課題になりそうだ。

ゆいわーくは、同市塚原の市総合福祉センター跡地に市が総事業費約5億7800万円を投じて建設した3階建ての複合館「ひと・まちプラザ」の1階と3階に設置した。1階は会議室や調理室、ベビー室、福祉喫茶、情報コーナーなど市民の交流スペース、3階は講演会に利用できる集会室や会議室がある。

2階には市中部保健福祉サービスセンターと市社会福祉協議会が事務所を構える。

ゆいわーくは市民、市、社協の「三者協働」で運営している。平日の日中はセンター長を含む市職員4人(うち臨時職員1人)と市社協職員2人の計6人が常駐。地域クリエイターで市市民活動参与の福島明美さんが週2回、市民活動の相談や支援に当たる。

4~9月の利用状況は1万4614人で、うち午後6時以降の使用は5000人(約34.2%)だった。利用者の内訳は、市民活動・登録団体の1万423人(71.3%)が最多。次いで市役所の2752人(18.8%)、社協の788人(5.4%)、有料団体の651人(4.5%)となる。

登録団体は開所当初の127団体から急増した。施設稼働率は今年9月に過去最多の76.2%を記録している。

牛山洋治センター長は、自主事業の講座や交流会、福島参与の助言を通じて「新しい活動の芽が出てきた」と語る。市が市民 活動団体に交付する補助金は11団体中9団体が新規だった。既存団体の活発化や広域的なグループ、子育て 中の母親の利用にもつながっているという。

今後については「施設を訪れたことがない人に知ってもらうことが大事」と指摘し、「(地域に出掛けて行く)アウトリーチも必要で、地域コミュニティにおける実践者を増やしたい」。「あらゆる主体が活動の主役になってまちの元気をつくることが大切。そのきっかけをつくっていきたい」と話している。

おすすめ情報

PAGE TOP