聴覚障がい者の立場で 茅野で防災学習会

LINEで送る
Pocket

防災に関する学習会で聴覚障がい者が暮らす地域の危険箇所などを点検する関係者ら

茅野市手話サークル(眞道美枝子会長)と市聴覚障害者協会(金井秀雄会長)は1日、防災に関する学習会を災害時に福祉避難所となる同市金沢の金鶏の湯で開いた。市防災課職員から日ごろからの災害への備え、災害時の行動などについて学んだ後、同地区内に居住する聴覚障がい者宅に移動し、障がい者の立場に立って危険箇所や避難経路などを確認した。

学習会には、聴障協と同サークルの会員、地域のボランティア、民生児童委員、区役員ら、障がい者6人を含む18人が参加した。

座学では市防災課職員が講演。「災害は時と場所を選ばない」とし、同地区は断層が通っている危険な地域であることなどを説明。「災害時に一番大切なことは自分で自分の身を守る自助」とし、「自分自身で積極的に情報を取りにいく姿勢を持ってほしい」と呼び掛けた。続いて、聴覚障がい者3世帯が暮らす新金沢台に移動。3班に分かれ、各家庭周辺の危険箇所や避難経路を皆で確認して回った。

金井会長は「耳の不自由な人は見た目で障がいの有無が判断できないため、避難所では助けが必要なのに助けを受けられないことが予想される」と指摘した。

さらに「音が聞こえないので寝ている間に災害が起きないか不安」との声もあり、情報が不足する聴覚障がい者への災害情報伝達手段の強化を求める声も出ていた。

おすすめ情報

PAGE TOP