2017年11月03日付

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自転車乗りに言わせると、秋冬はサイクリングに向く季節なのだそうだ。ペダルをこぐのはそれなりの運動量だから、暑さのない時期は走りやすい。雪氷期の真冬などは別だけれど、ひんやりして野山が美しさを増す秋は、間違いなく自転車の季節だろう▼そんなシーズン真っただ中のあす4日、諏訪地方の若者有志が、飲食店に立ち寄りながら自転車で諏訪湖周を巡る初イベントを開く。地域の特色ある菓子や川魚、総菜などの店で食べ物を味わいつつ、銀輪を走らせる趣向。食欲の秋とスポーツの秋の両取りだ▼名付けて「信州グルメライドin諏訪」。初心者と中級者の2コースを用意し、県内外から募集に応じた20人ほどが参加する。地元参加者には地域の良さを認識する場、県外者には諏訪の魅力を知ってもらう狙いである▼下諏訪町の小口正史さん(27)や自転車で世界一周をした岡谷市の小口良平さん(37)が企画の中心になった。将来的に住民が観光客を自転車で案内するガイドサイクリングを計画し、「そのバリエーションの一つとしての試み」とも位置付ける▼諏訪の盆地という地形は自転車に適している。初心者は平らな湖畔を走り、ちょっと手応えをという人は平地を離れて高原を走れる。誰もがサイクリングを楽しめる。当日が新たな何かを見つける場となり、諏訪に自転車イベントが定着していくきっかけにもなればと思う。

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