国有林の鹿捕獲覚書 森林管理局・猟友会・県

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国有林内のニホンジカ対策で覚書を交わした関係者(右から、中島恵理副知事、新島局長、竹入正一県猟友会副会長)

中部森林管理局と県猟友会、県の3者は2日、林野で増加するニホンジカなどの食害を食い止めるため、国有林での捕獲を促進する覚書を、県庁で取り交わした。捕獲が円滑にできるよう連携する。今後、地域ごとに協定を結んで、これまで制限のあった国有林内での猟友会の活動が、幅広く展開できるようにする。

3者が鳥獣被害対策に連携し、国有林内での捕獲活動を持続的、効果的に実施する。具体的な取り決めは、地域ごとで森林管理署、被害対策協議会、地区猟友会が協定を結ぶ。すでに木曽地域で締結されており、覚書により同様の取り組みを他地域へ拡大したい考え。

3者で情報を共有しながら、▽同管理局は捕獲が効果的、効率的に行えるよう可能な限り配慮する▽猟友会は活動に当たり法令を順守し、管理に協力する▽県は、ニホンジカの行動などの情報を提供し、各地域での捕獲対策促進のための支援をする│としている。

同管理局の新島俊哉局長は取材に、「南アルプスや八ケ岳の高山帯でも食害は広がっている。林業から捉えると、柵がない場所は全滅する脅威的な状況。花畑も放置すると全部食べられてしまう」と、深刻な状況を話した。

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