上野大根天日干し 秋晴れに白すだれ

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水洗いしたばかりの上野大根を井桁状に掛けていく組合員

6日の県内は長野で初氷を観測するなど、朝方冷え込んだ。諏訪の最低気温も平年より1・9度低い2・2度。7日は「立冬」。冬への足音が高まっている。

諏訪市豊田の上野地区では6日、特産の上野大根の天日干し作業があった。8軒でつくる加工組合のメンバーが、たくあん漬けにする長さ20センチ前後の大根を井桁状に掛け、秋晴れの下に白いすだれがお目見えした。

笠原正夫組合長(67)によると、8月下旬から種をまき始め、9月中は天候に恵まれ順調に成長した。しかし10月の天候不順で十分に生育せず、今年は減産傾向という。例年より4000本程少ない約1万6000本を加工する予定だ。

よく晴れた6日は絶好の作業日和になり、水洗いしたばかりの円筒形の大根が干し場につるされた。好天が続けば、1週間程度で漬け込み作業に入れるという。

「諏訪湖姫」の名で品種登録している上野大根は、江戸時代に高島藩に献上された歴史がある。来年3月に出来上がるたくあん漬けは味と歯ごたえが良く人気の商品で、笠原組合長は「おいしいたくあんになると思う」と話していた。

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