「駒ケ根のゴマ」を特産品に 観光客に調査

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観光客にゴマについて質問する駒ケ根市の職員ら

農業の6次産業化でゴマの特産化に取り組む駒ケ根市の市職員でつくる「6次産業化ワーキンググループ」は7日、駒ケ根産のゴマの販売戦略や商品開発の方策を探るためのアンケート調査を行った。駒ケ根高原の駒ケ根ファームスを訪れた観光客を対象に、ゴマの消費実態や望ましい商品などについて質問。今回のデータから課題を抽出し、企業などと連携して具体的な戦略を練りたい考えだ。

食用ゴマのほとんどを輸入に頼る中、同市は国産で無農薬のゴマを特産品にしようと、農商工が連携する「信州駒ケ根ごまプロジェクト」を推進。2008年度に本格着手し、今年度は50戸の農家が約10トンの収穫を見込んでいる。市内菓子店などではゴマを使った商品が販売され、都内大手百貨店にはプライベートブランドとして製品が並ぶなど順調に推移しているが、「より認知度を上げ、駒ケ根の代表的な特産品に育てたい」と調査を計画した。

アンケート調査は市民を対象に行った昨年度に続き2回目。今回は紅葉などを目当てに駒ケ根高原を訪れた個人や団体の観光客に対し、駒ケ根市を訪れたきっかけや印象などとともに、普段のゴマを食べる頻度や食べ方、お土産に求めるもの、お土産でほしいゴマ商品などについて聞いた。

回答では、普段からゴマをよく食べている人は多く、健康食品として摂取している人もいるため、国産や無農薬への反応も良かったという。ゴマを使った商品では、ドレッシングやせんべいなどの声が寄せられた。

同グループの杉山真之介さんは「国産ゴマに興味を持ってくれる人が多く、可能性を感じた。結果をまとめ、安全性や味の良さを前面に押し出した販売戦略や商品開発に生かしていけたら」と話していた。

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