星と宇宙をビジネスに 県が創業応援セミナー

LINEで送る
Pocket

「宇宙ビジネスへの挑戦」をテーマにトークセッションを行う講師陣

県と県中小企業振興センターは7日、創業・新事業応援セミナー「信州で星空&宇宙ビジネスを考える」(伊那商工会議所共催)を伊那市の伊那商工会館で開いた。製造業やサービス業、行政の関係者ら約30人が参加。国立天文台野辺山宇宙電波観測所特任専門員の衣笠健三さんら3人の講演を通じて、星空・宇宙ビジネスの可能性を探った。

衣笠さんは「長野県は平均居住高度が全国1位で、星が明るく見える。冷涼な気候は観測に適し、天文・観測施設も多い」と説明した。「星空スポットのほか、実はプラネタリウムの数も人口比で見れば多い。長野県は宇宙が身近にある宇宙県」と強調。観光資源として生かすことや、星空や宇宙関連の事業・サービスの拡大に期待を寄せた。

多摩川精機(飯田市)常務取締役の熊谷秀夫さんは、同社の航空宇宙事業の歴史を紹介。「従来は多機能の大型衛星だったが、これからは低コスト、短期開発で打ち上げられる単機能の小型・超小型衛星が主流になる」とし、「小型衛星で実績を重ねていけば大きなビジネスにつながる可能性がある」と述べた。

極地建築家の村上祐資さんを含めた講師3人によるトークセッションも実施。参加者を交え、宇宙ビジネスへの挑戦をテーマに語り合った。

県は、豊かな自然や山の恵みなど信州の強みを生かした創業・新事業を応援していきたいとして、星空・宇宙ビジネスを取り上げた。昨年度はアウトドア体験をテーマにセミナーを催していた。

おすすめ情報

PAGE TOP