上川整備を県に要望 台風21号で茅野市被害

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台風21号に伴う大雨で浸水被害を受けた茅野市の柳平千代一市長は7日、再発防止に向けて上川の土砂撤去や河川整備を求める要望書を、県諏訪建設事務所の丸山義廣所長に提出した。丸山所長はこのうち、年度内に河川内の土砂の撤去や整地といった「河床整理」を行う方針を示した。

要望書によると、市側は▽上川に堆積した土砂や立ち木の除去▽(住宅街の浸水に関する)内水氾濫対策に向けた勉強会の共同開催と、樋門や排水ポンプの設置などに係る技術的、財政的援助▽諏訪市廣瀬橋付近のえん堤から江川橋までの上川河川整備の早急な実施―の3項目を求めた。

柳平市長は「市としてできることからやっていく」とし、県側の積極的な関与を促した。丸山所長は「勉強会には参加したい」と語り、内水氾濫対策をともに検討する姿勢を示した。河川整備については、現在整備を進める他の流入河川の完成を急ぐとともに「上川も早期事業化できるよう努める」と話した。

浸水被害は10月23日未明、上川右岸に位置する諏訪市境の同市ちの上原で発生。上川の増水により水路の水が上川に流れなくなり、行き場を失った水が水路からあふれ、周辺の家屋21棟が浸水被害(うち床上浸水13棟)を受けた。一帯では2006年7月に起きた「平成18年7月豪雨」でも同規模の浸水被害を被っている。

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