健康増進をライザップで 伊那市が新規事業

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提携の流れ

伊那から日本の健康にコミットする―。伊那市とフィットネスジム運営のRIZAP(ライザップ)は8日、同市で実施する健康増進プログラムの概要を発表した。市役所で白鳥孝市長と瀬戸健社長が会見し、「来年1月~3月に60歳代の市民200人を対象に行う」と説明。市からライザップに支払う経費は、参加者の3カ月間の体力年齢改善結果や医療費削減額の結果に応じる「成果報酬型」で行うとした。同市が全国で初めてライザップから提供を受ける「ふるさと納税」の返礼品リストも示し、寄付金額100万円で受けられるサービスなど9品目をそろえた。

この事業は市職員のアイデア。会見で白鳥市長は、市の知名度を上げる特色ある返礼品づくりと市民の健康の両面を考えたうえで、ライザップに話を持ち込んだとした。

マンツーマンのサービスで急成長を遂げてきた瀬戸社長だが「より社会全般にライザップのトレーニング法を体験してもらいたい」と、多数向けの新たな全国展開のモデルケースになると説明。「生活習慣病を改善して継続可能な社会づくりに貢献する」と、成果報酬型の採用など伊那市と考え方が一致して事業化することも話した。

健康増進プログラムは全8回の日程で市保健センターを会場に予定。1回90分で同社のトレーナーが運動と食事管理を指導し、減量と体力づくりにつなげる。1教室20人で、細かな参加条件や募集時期については今後決める。図書購入代の2000円で受講できるが、応募多数の場合は抽選する。

静岡県牧之原市で27人(平均年齢68歳)が参加して先行実施した同プログラムの結果では、筋肉量を落とすことなく平均2・4キロの減量で、平均13・6才(同社基準)の若返りが図られたという。

会見内で市職員16人がプログラムのデモンストレーションを体験し、30秒で椅子から何回立ち上がれるか測定したり、両手を組んでスクワットした。一緒に挑戦した白鳥市長は「自信はあったが25回しかできなかった。結構きついが、楽しかった」と笑顔。医師から減量を促されているという64歳の男性は「ランニングなどもやったが長続きしなかった。目標を持って取り組むこのプログラムなら、続けられるかも」と話した。

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