2017年11月10日付

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今年6月、神奈川県の東名高速道路で、追い越し車線で無理やり停止させられた車の夫婦が後続の大型トラックに追突されて死亡した事故をきっかけに、「あおり運転」が注目されるようになった。新聞であおり運転に伴う交通トラブルの記事を目にする機会も増えた▼運転歴が長い人なら、事故など重大な事態に至らないまでも何らかの路上トラブルを経験、あるいは見聞きしたことがあるのでは。自分の経験で言えば、かれこれ10年以上前になるが、諏訪から伊那に向かう中央道でしつこくあおられたことがある▼工事で1車線に規制され車の流れが遅くなる中で、バックミラーで運転者の顔がはっきりわかるくらいに後続車が極端に車間を詰めてきた。「近づき過ぎる」と気になったため、警告の意味を込めて軽くブレーキを踏んだのが気に触ったらしい。しばらく付きまとわれた▼運転免許を取った40年前に、教習所の教官が「ハンドルを握ると性格が変わる人がいる」と話していたことを思い出して、あおられても相手を刺激せず無視するのが一番だと反省した次第だ。逆に自分が「性格が変わる人」にならないよう気を引き締めなければならない▼東名の事故を機に、運転中の動画を自動的に撮影するドライブレコーダーを装備する人が増えているという。自動ブレーキなど安全装置の進化に伴ってレコーダーも標準装備の時代が来るかもしれない。

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