暴力ない社会を 辰野自立生活支援の会あかり

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寸劇や会場とのやりとりを通じて子どもに対する暴力防止への認識を深めたワークショップ

辰野町のNPO法人辰野自立生活支援の会あかり(小林テル子理事長)は11日、CAP(子どもへの暴力防止)をテーマにした「CAPおとなワークショップ」(長野日報社など後援)を辰野町民会館で開いた。町内外から約70人が参加。講師と参加者が質疑応答するワークショップや寸劇を通じ、子どもに対する暴力や子どもが安心して暮らせる社会への意識を高めた。

あかり設立20周年記念イベントの一環。子どもたちが安心して暮らせる地域社会に向け、暴力を通じた大人の認識と子どもの実感の違いを明確に認識し、暴力のない社会づくりに向けようと開催した。

講師でNPO法人CAPながの代表の矢島宏美さん=同町在住=と、吉池優子事務局長、メンバーの吉原啓子さんがCAPの意義や役割、子どもをいじめや虐待、性暴力から守る人権プログラムを紹介。虐待については2016年度全国の児童相談所に寄せられた相談件数12万2578件、1日335件―などを掲げ「ごく身近に起きている」と警鐘を鳴らした。

また体罰については「体罰する大人の感情のはけ口として行われている」などと定義し、「あなたのためを思って―と体罰するのなら、もっと違う方法を選ぶべき」と指摘。子どもに対し「安心、自信、自由の三つの権利を持ち、かけがえのない存在であると思える関わりを持って」と訴えた。

小林理事長は「ここに参加した人たちから理解を深め、そこから暴力のない社会の輪が広がってほしい」と話していた。

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