南ア林道バス今季運行終了 利用者4%増

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南ア林道バスの最終便から下車する登山客=戸台口バス停

伊那市長谷と南アルプス北沢峠を結ぶ市営南ア林道バスが15日、今シーズンの運行を終えた。利用者数は前年比4%、1990人増の5万1377人。2015年度に次いで、過去2番目に多い利用者数になった。

今季は、4月25日から205日間運行した。紅葉時期は週末ごとに台風に見舞われ、利用客が落ち込んだものの、空梅雨傾向だった夏季の利用者大幅増が全体を押し上げた。

1番利用者数が多かったのは10月8日で、1798人が利用した。台風21号が接近し、土砂が流出した影響で10月22日から約1日半運休した。運行を始めた1980年から続く無事故記録は今年も達成した。

下りの最終便は神奈川県から訪れた男性登山者(40)1人が利用。「最終日だと聞いて、仙丈ケ岳を目指したが、山頂部は積雪が膝上まであり、登頂を諦めた。来季に林道バスを利用して、また登頂したい」と話していた。

有賀賢治長谷総合支所長は、同市長谷戸台口のバス停留所の中で行った終了式で「伊那市の山岳観光の中心を担うのは南ア林道バス。利用者からバスの運行や案内の丁寧さに対するお礼の手紙をいただいている。来季も同様に協力して、バス運行事業を行ってほしい」と出席した市職員に呼び掛けた。

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