伊南DMO19年度設立目標 準備検討委

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伊南4市町村の枠組みで広域的な観光振興に取り組む組織づくりを目指す伊南DMO準備検討委員会(委員長・小原恒敏駒ケ根観光協会長)は16日、観光地域づくりセミナーを駒ケ根市のアイパルで開いた。4市町村の観光協会、行政の担当職員をはじめ観光や農業、商工業の関係者ら約80人が出席。講演会や報告を通じてDMO形成への理解を深め、2019年度を目標に「伊南DMO法人」の設立を目指す方針を確認した。

DMOは農林業や商工業、住民など多様な関係者を巻き込みながら地域の魅力を高めていく戦略的な「観光地域づくり」の推進組織。同委員会では観光協会による連携事業の実績や伊南行政組合の枠組みもある伊南地域を「同一のテーマを共有できる範囲」と位置付け、4市町村によるDMO形成を目指している。

あいさつで杉本幸治駒ケ根市長は「観光地域づくりのかじ取りをする法人。そのためには地域の皆さんの思いが一つにならなければならない」と強調。小原委員長は「形や入れ物をつくるのではない。それぞれの市町村でやっている観光をもう一度見直し、新たな観光を展開したい」と呼び掛け、協力を求めた。

セミナーでは県観光戦略アドバイザーを務める大正大学地域構想研究所教授の清水愼一さんが講話した。これからの観光戦略の基本は「観光地づくりでなく観光地域づくり」とし、全ての産業や地域全体を活性化する手段として観光を定義。独自の取り組みにより活性化した地域の事例を紹介し、「その地域にしかないプログラムを基本は歩きながら体験し、味わう」観光の必要性を訴えた。

続いて同委員会事務局がDMO設置の目的や検討の経過を報告し、今後の推進方針を確認。来年1月をめどに設立準備会を発足させ、19年度の法人設立を視野に3月にはDMO候補法人の登録申請を行う予定だ。

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