ATM振り込み制限で詐欺防ぐ 信金今井支店

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還付金詐欺被害を未然に防いだとして、浅川博章岡谷署長から感謝状を受け取る諏訪信用金庫今井支店の窪田知支店長(左)

岡谷署は16日、特殊詐欺防止対策の現金自動預払機(ATM)振り込み制限で還付金詐欺被害を未然に防いだとして、岡谷市の諏訪信用金庫今井支店に感謝状を贈った。ATM振り込み制限による被害の未然防止は県内初という。

振り込み制限は高齢者の特殊詐欺被害を防ぐため県内の信用金庫が導入し、諏訪信金は6月から実施。70歳以上を対象に、過去2年間にATMの振り込み利用実績がない口座でのキャッシュカードによる振り込みを制限する。

同署によると、9月21日、市内在住の70代の女性宅に市役所職員を名乗る男から「保険料の返金がある。今日中なら手続きができる」という電話があり、ATMへ行くよう言われた。女性は携帯電話を通じて指示を受けATMを操作。しかし、振り込み制限により手続きは中止された。女性の家族から「カードが使えない」という相談が同支店にあり発覚した。女性は還付金詐欺の手口をよく知らず、振り込み制限がなければ被害に遭った可能性が高いという。

同支店を訪れた浅川博章署長は窪田知支店長に感謝状を手渡し「金融機関でブロックしてもらった。岡谷市では特殊詐欺の前兆電話が多い。それぞれの立場で頑張っていただいている」と礼を述べた。窪田支店長は「手続きが中止されたことで、少し冷静になってもらえたのではないか。引き続き窓口での声掛けなどを通じて特殊詐欺を防いでいきたい」と話していた。

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