2017年11月20日付

LINEで送る
Pocket

以前の小欄で取り上げた、環境を巡る会議の話。高度成長期やバブル期を過ごした世代と、身の回りがすでに環境に配慮される時代で育った若い世代とで、「環境のために何かしている」と答えた割合が、年長の世代より若い世代が低いからといって、環境への関心が低下しているとはいえないのでは、という意見を紹介した▼関連する別の会議で、さらに踏み込んだ話になった。「環境に配慮している」と考える人の推移について、別の資料が提示された。この10年近くで、「配慮している」と答えた人が、年代別にどう変化しているかを示したグラフ▼それを見ると、20代はほぼ50%前後で推移。他の年代のグラフの動きは、70~90%当たりから、おおむね右肩下がりの傾向。年齢を重ねて意識が低くなることが想定されるとして、「若いうちに意識を高めておくことが必要」と注釈があった▼これに対し、委員からは「環境意識と環境行動の相関関係は強くない」の発言。「環境」を考える場合、意識がどうかより、具体的に何をしているかを捉えるべき、という指摘だ▼意識が行動に現れるとは限らず、無意識でも環境に配慮した商品を選ぶことはある。「環境は大切」という共通認識の下、意識の度合いがどう変化したかではなく、普段の生活で実際に何をしているかが重要。「長野県民が当たり前に行動する、象徴的な取り組みがあればいいね」とも。

おすすめ情報

PAGE TOP