八ケ岳の安全守り60年 諏訪地区遭対協

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表彰を受ける功労者ら

諏訪地区山岳遭難防止対策協会(会長・柳平千代一茅野市長)の設立60周年記念式典は19日、同市のマリオローヤル会館で開かれた。関係者約100人が出席。記念講演や表彰、祝賀会などで歩みを振り返り、節目を祝い、八ケ岳の安全を守る任務の重要性を再確認した。

柳平会長は「多くの皆さまのお力添えで60年の歴史が刻まれたことに感謝。プロの領域から、誰もが登る山になった分、事故も増える。少子高齢化で山を守るマンパワーが不足してくる中で、心を一つにしてさらなる発展を目指していきたい」とあいさつした。

副会長の1人の宮林真昭茅野警察署長は、諏訪、岡谷3署を代表する立場として「今日も遭難が発生し隊員が救助に向かっている。遭難の絶無は未来永劫継続すべきもの。引き続きご支援、ご協力を。警察としても、登山者やスキー客らが楽しい思い出と共に無事に帰れるよう継続した活動を実施していきたい」とあいさつ。県遭対協会長の阿部守一知事に代わって、同副会長の熊谷晃県観光部長が祝辞を述べた。

表彰では、隊員らの輸送などに尽力した4団体に感謝状を贈ったほか、功労者として八ケ岳山麓の会員の山小屋など21団体に賞状を贈った。

記念講演は、元県警本部山岳遭難救助隊長で現県遭対協山岳遭難防止アドバイザーの中嶋豊さんが「八ケ岳よもやま話」と題して話した。

諏訪地区遭対協事務局の市観光課によると、昨年1年間の出動件数は11件で、今年度はこの日ですでに11件に達し、ハイペースの発生を懸念していた。

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