合併問題テーマに 3団体と岡谷市長が懇談会

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岡谷市の連合壮年会、連合婦人会、高齢者クラブ連合会の3団体と今井竜五市長との市政懇談会が21日夜、市役所で開かれた。約60人が出席し、市町村合併を中心に意見を交わした。今井市長は「市町村合併は住民の機運の高まりが不可欠。まだその段階にない」との認識を示した。

3団体の主催で毎年この時期開催している。昨年8月に岡谷、諏訪、茅野、下諏訪の4商工会議所から市町村合併を求める要望書が提出されたことを踏まえ、「再びこの問題を考えるいい機会」として今回は合併問題を主要テーマに取り上げることにした。

3団体側は少子高齢化、人口減少が進む中で、財政面で5、10年後の単独運営が可能かや合併問題への対応について今井市長の考えをただした。今井市長は「足腰の強い行財政基盤づくりに向けて行財政改革などさまざまな取り組みを積み重ねており、単独運営は可能と判断している。人口に見合ったまちづくりを進めていく」と述べた。

また、商工会議所から提出された要望書に関して、今井市長は「経済界の意識の表れ。重く受け止めている」としつつ、「合併は住民全体の機運の高まりが欠かせない。他の団体や住民から要望が出てきている段階ではない」と民意の高まりを待つ考えを強調。行政主導で進めるべきという意見に対しては「相手があること。各市町村が相互に理解を深め合う過程を経ないと成就しない。行政主導では合併は進まない」とした。

一方で、今井市長は介護保険や消防、ごみ処理などで広域連携が進んでいることや、民間レベルでは「諏訪圏」という形で多くのイベントが行われていることを指摘。こうした取り組みを通じて「地域での一体感が強まり、民意が形成されていくのではないか」との見方も示した。

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