野菜と魅力売り込み 新宿で子どもマルシェ

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東京・新宿でのマルシェに向けて気合を入れる児童や会員ら

伊那青年会議所(伊那JC)は23日、伊那、箕輪、南箕輪の3市町村の小学4~6年生による「伊那谷魅力発信隊」の事業を始めた。リンゴの収穫体験や地域学の受講を通じて、自分たちが暮らす上伊那の良さを知り古里を愛する心を育んでもらう狙い。25日には、自ら収穫した農作物や特産品を持って東京・新宿に出掛け、「伊那谷子どもマルシェ」を開催。大都市圏の人たちに商品や伊那谷の魅力を売り込む。

同JC創立50周年記念で企画し、22人が応募した。初回は伊那市東春近榛原のリンゴ畑で「ふじ」を収穫。もぎ取った150キロのうち約100キロを新宿販売分とし、残りはアップルパイに加工して味わった。煮詰めたり、焼き上がったりするまでの時間を使って座学を行い、「上伊那にはおやきの皮を米粉で作る文化がある」などと地域の歴史や食文化を習った。

マルシェは、同市と友好提携を結ぶ新宿区のモア4番街で正午~午後3時に開く。早朝に市内で収穫したダイコンも持ち込む計画。特産のコメやアルストロメリア、ブナシメジ、若手酪農家が商品化したヨーグルトも並べる。同JC地域の宝育成委員会の小笠原裕樹委員長は「心で体で胃袋で感じた伊那谷の良さをPRしてください」と活躍に期待を寄せた。

会場に飾るポップ広告も手作りし、朝採りするダイコンに「おはよう大根」と命名すると決めた。同市東春近小5年の女子児童は「野菜のおいしさ、環境の良さをアピールしたい。全部売り切る」。南箕輪小4年の男子児童は「きょう食べたリンゴも、アップルパイもおいしかった。おいしさを伝える」と意気込んだ。

「新宿に行って感じる古里の良さもあると思う」と同JCの安藤泰行理事長。「愛郷心を育み、将来一度は都市部に出たとしても、古里・伊那谷に戻ってくるようになればうれしい」と願っていた。

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