総合計画策定へ市民ワークショップ 伊那市

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今後のまちづくりに向けて、伊那市の魅力や課題を踏まえて意見を交わしたワークショップ

伊那市は26日、次期総合計画策定に向けて今後のまちづくりを考える市民ワークショップを市役所で開いた。市内在住、在勤、在学者に公募した14人が参加。16人の市職員を交えて、市の課題や目指すべき将来像などについて意見を交わした。

六つのグループに分かれて討論。「若者が帰ってきたくなる都市との交流が盛んなまち」「子どもたちが愛着を持てるまち」「どんな世代も自然や農業に触れられるまち」などのテーマを設定し、市の魅力を生かしたり、課題を克服しながら何ができるかを考えた。

伊那市の強みとして自然や農産物、ものづくり、地域のつながりなどが出されたが、「地元の人たちにとってその魅力はまひして、薄れているのでは。若者にしてみると都会の魅力に対する憧れが強く、地元のありがたみに気付きにくい」といった声も。その上で、安定性のある仕事の確保、子育ての充実が必要と指摘した。

雇用に加えて都市圏からのアクセスや公共交通などが弱みとして挙がったが、課題でもある高齢社会を新たなビジネスや産業、雇用の創出につなげる前向きな提案も。「田舎だけど不便すぎないバランスの良さ」を強みと考える意見もあり、情報発信の重要性についても指摘があった。

「今までまちづくりを考えることはなかったが、話し合いの意見がどのように反映されるか楽しみ。伊那市のアピールについては、高校でも活動として取り組めたら」と伊那弥生ケ丘高校2年の湯澤歩和里さん。

宮原健さん(35)=美原=は「憧れて都会に行った若者が、伊那に戻ってきたいと感じた時にその環境があるか、ないかが大切と改めて感じた。その部分をどう発信していくかも大切では」と話した。

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