2017年11月28日付

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「日本代表チームが岡谷市で練習していることを知っていますか?」。岡谷市社会福祉協議会の旗振りで始まったのが、同市のやまびこスケートの森を練習拠点にするパラアイスホッケー日本代表の応援企画。地元の高校生らも参加し応援の輪が広がる中、平昌パラリンピック出場決定の朗報がもたらされた▼パラアイスホッケーは下肢に障がいを持つ人がスレッジ(そり)に乗り、両手にスティックを持ってプレーする。以前はアイススレッジホッケーと呼ばれていたが、少し前に名称が変更された。「パラ」という言葉が改めて目に留まった▼日本パラリンピック委員会のホームページによると、パラリンピックは対麻痺者のオリンピックという意味があったが、現在は沿う、並行という英語のパラとオリンピックを合わせたものと解釈されている。転じて「もう一つのオリンピック」とも言われる▼さまざまな障がいを乗り越え限界に挑む選手たち。多様性を認め、個性や能力を発揮して活躍できる公正な機会として共生社会を具現化するための重要なヒントが詰まっている大会という▼誰でもけがをしたり、病気になったりするし、年を取れば多かれ少なかれ心身に不調を来す。いわゆる社会的弱者になる可能性がある。社会を隔てるバリアをなくすことは全ての人々の共通の課題である。選手たちへの応援がそんな意識を高めるきっかけになればいい。

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