地域献立や食育 赤穂給食センターが表彰

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文部科学大臣表彰を受けた赤穂学校給食センターの職員

駒ケ根市の赤穂学校給食センターが、学校給食の提供に関連し、優秀な成果を上げているとして文部科学大臣表彰を受けた。安心安全な給食を提供するとともに地元産の食材を多用した献立の充実、食に関する児童生徒へのさまざまな働き掛けで食育に尽力してきた。同センターは「今後も給食を『生きた教材』や『教科書』として提供していきたい」と表彰を喜ぶ。

赤穂小と赤穂中に併設され、両校に約1500食分を提供する上伊那で最も規模が大きい学校給食の共同調理場。表彰は第68回全国学校給食研究協議大会(9、10日、鹿児島県)で行われ、今年度は共同調理場の分野で全国の4団体が表彰を受け、県内では唯一だった。

給食では、地産地消や旬の食材の提供を推進しようと月1回設ける「駒っ子給食」を中心に市内の農産物を積極的に活用。生産者を学校に招き、子どもたちと給食を食べてもらうことで顔の見える関係を築いているほか、調理員らが定期的に学級訪問し、給食や食材に関心を持ってもらえるような働き掛けを行っている。

市内では3つの学校共同調理場が運営され、同様の取り組みが行われているという。中村努所長は「表彰は共同調理場全体での成果。作る人と食べる人との関係を構築し、食への感謝の気持ちを育んでもらえるようにしていきたい」。栄養士の太田浩美さんは「子どもたちのことを思いながら取り組んでおり、地元の農業振興にもつながればうれしい」と話す。

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