写真で楽しむ近代建築 岡谷・イルフプラザ

LINEで送る
Pocket

岡谷市のイルフプラザで始まった「まちかど近代建築写真展」と撮影者の岡崎紀子さん(右)

明治から昭和初期に建てられた近代建築物の写真を集めた「まちかどの近代建築写真展」(一般社団法人長野県建築士事務所協会主催)が27日から、岡谷市中央町のイルフプラザで始まった。「工場」をテーマに、全国各地に残る建築物の写真約300点を展示している。入場無料。12月2日まで。

同協会は県内各地に残る歴史的建造物を活用したまちづくりに取り組むため、「歴史的建造物活用プランナー」の養成講座を2014年度に開催。約50人が修了し、今後はどう実践していくかが課題となっていることから、今回の写真展と講演会(12月2日)を企画した。

写真は、近代建築を通じ、それぞれのまちを見直すきっかけにしてもらおうと、近代建築に関心のある人たちでつくる「近代建築探訪メーリングリスト」有志が撮影し、写真展実行委員会を組織して貸し出している。

今回は、かつて製糸業で栄えた岡谷市にちなみ、紡績工場や炭鉱、倉庫、ビール工場など日本の近代産業を支えた「工場」を特集。西洋建築を取り入れた赤れんがや石を積み上げたような造りの建物の写真が並ぶ。

撮影者の1人、岡崎紀子さん(61)=東京都=は「歴史的建造物にはまちのルーツがある。東京のまねではなく、その地域ならではの豊かなまちをつくる基盤にしてほしい」と強調。講演会では、岡崎さんが「まちかどの近代建築の楽しみ方」と題して話す。イルフプラザで午前10時30分から。午後1時からはまち歩きも行う。

同協会の浜一平副会長=岡谷市=は「まちなかには面白い建物がいっぱいあることを再認識してもらい、まちづくりにつなげていきたい」と話している。

おすすめ情報

PAGE TOP