県発明くふう展高校生の部 岡工4人が入賞

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「県発明くふう展」で入賞した岡谷工業高校の生徒

岡谷工業高校(岡谷市)の電気科1年生4人が、児童生徒が発明を競う「第44回県発明くふう展」(県、県発明協会など主催)の高校生の部で入賞した。考案したのはハチから顔を守る帽子や、眼鏡の曇らないマスク。来年3月に東京都で開く全国展候補としての推薦を受け、出展を懸けた審査に進む。「自分たちのアイデアがどこまで通用するかの挑戦」と意気込んでいる。

4人は、帽子を考案した櫻本奈々さん(16)=富士見町=と岩城里佳さん(15)=岡谷市=。マスクを 発明した宮下拓夢さん(16)=茅野市=と保科佳佑さん(16)=塩尻市=。それぞれ県発明協会長賞や、産業フェアin信州実行委員会長賞に選ばれた。

「おっ!蜂が来たCap(キャップ)」は、黒い物体を攻撃するハチの習性に着目し、刺される危険性を回避する作品。つばのある帽子には布製のフェースカバーが収納され、引き出すと顔や髪など全方位を覆うことができる。布には必要最小限ののぞき穴を開けたほか、瞳が目立たないよう水玉の柄を用いた。

「マフラータイプマスク」は、横12センチ、縦6センチほどの大きさ。冬季や梅雨時に外から屋内に入る際に、眼鏡が曇る煩わしさを解消した作品。マスクは鼻との隙間がなく、顎下から空気が流れ出るよう工夫を凝らした。素材はティッシュで、でんぷんのりを吹きかけて形作った。

いずれの作品も身近なものに目を向けたアイデアが評価を受けたという。生徒たちは「不便さを解消しようと、何度も作り直した。選ばれてうれしい」。同科の小林秀行教諭(54)は「次のものづくりへの励みにもなる。これを機に新たなチャレンジを続けてほしい」と期待していた。

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