白駒池行きバス好調 茅野市観光協会

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白駒池を目指す大勢の観光客が利用した路線バス

茅野市観光協会は、観光誘客事業「信州デスティネーションキャンペーン」(DC)に合わせ、7月1日~10月15日に茅野駅―白駒池間で毎日運行した路線バスの利用者数をまとめた。利用者は予想を上回る7010人。同協会は効果を一過性にせず、麦草峠周辺の活性化につなげるには「路線バスの継続運行が欠かせない。継続運行に向けた支援を市や県などに求めていきたい」としている。

信州DCでは、白駒池や苔の森がテレビCMやポスターで紹介された。市観光協会は観光客の増加を見据え、市や県の支援で茅野駅―麦草峠間の路線バスを白駒池駐車場まで延伸。協会独自に平日も運行し、アルピコ交通の同期間の土日祝日運行と合わせ、1日往復3便を毎日運行した。

月別の利用者は7月1746人、8月2336人、9月1690人、10月1238人。1日当たりの最多は10月8日の252人で、紅葉目当ての行楽客が多数訪れ、白駒池に向かう国道299号で「大渋滞」が発生した。茅野駅の始発便は通常1時間ほどだが、白駒池駐車場まで4時間以上掛かったという。

利用者アンケート(回答者124人)では73・6%が「バス運行がなければ訪れなかった」と回答。「人出の多い土日を避けて観光を楽しむことができた」など好意的な意見が多数寄せられた。

平日運行は2次交通の実証実験を兼ね、県や茅野市の補助金を活用した。赤字分を県と市が補助する仕組みで、400万円の補助金を当初見込んだが予想以上の利用で20万円に収まった。「1便当たりで2人増えれば黒字化できた」という。

茅野市と南佐久郡佐久穂町、小海町の観光協会など12団体でつくる「メルヘン街道協議会」は、DC効果を継続的な誘客につなげたい考え。中部横断自動車道八千穂高原インターチェンジの来春供用開始を見据え、299号開通式でのイベントや1年を通じてエリアを周遊する企画などを検討する。

茅野市観光協会は「DCで生まれた観光客の流れをいかに保っていくかが重要。そのためには観光地につながる2次交通としての路線バスが欠かせない」としている。

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