富士見産ワイン誕生 試験栽培ブドウで醸造

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試験栽培のブドウで醸造した初の富士見産ワイン。近く試飲し、事業の方向性について意見を交わす

富士見町が3年前から試験栽培するワイン用ブドウから今年、初の富士見産ワインが誕生した。醸造数はわずかで試飲用のみだが、町産業課では「高原地帯の富士見でもブドウの栽培、ワインづくりが可能と実証できた」(町産業課)。近く町議会や農業委員会で試飲し、事業の今後の方向性について意見を交わす。

町内でも農家の高齢化が進む落合地区に新たな特産品目を導入して農業振興を図ろうと、同町机地区内の農地に9品種90本の苗木を定植。心配された冬の寒さによる枯死もなく育ち、今秋、試験醸造ができる収量を得られた。

初のワインが出来たのは6品種で、750ミリリットル入りの瓶で「ピノノワール」「ソーヴィニヨンブラン」「メルロー」など赤、白の計17本。酒造メーカーの研究室が手掛けた。

事業は当初、ブドウの栽培から醸造まで町内で手掛け、農業と観光の連動をイメージしたが、世界的に競合が激しいワイン市場での特化は厳しさもある。一方、原料産地を目指せる可能性もあることから、町は今後の事業展開について「実際に味をみて、多くの人に意見や夢を語ってもらいながら、今年度中には方針を決めたい」としている。

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