近代建築の楽しみ方 岡谷で講演会、まち歩き

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全国の近代建築活用事例などを紹介する岡崎紀子さん

県建築士事務所協会と岡谷市は2日、「まちかどにある近代建築の楽しみ方」と題した講演会を、同市中央町のイルフプラザ・カルチャーセンターで開いた。同日まで開いた「まちかど近代建築写真展」の撮影者の一人で写真家の岡崎紀子さん=東京都=が、「古い郵便局には特徴がある」「銭湯の建物は多様」など、全国に残る建物を紹介し、町の中にある建物の楽しみ方を伝授した。講演会に続いて同市中心市街地のまち歩きも行われた。

岡崎さんは講演の中で、「さまざまな切り口でまち歩きが注目されている」とし、「街角にある普通の建物でも自分なりに面白い、楽しい、すてきなどの評価をすればいい」「マルチな目で歩くと楽しみが増える」と強調。全国各地の近代建築を写真で紹介し、工場がカフェやギャラリーに、海運倉庫がホテルに、配水塔が演劇練習館になって現在も利用されている事例などを紹介した。

県建築士事務所協会では、各地に残る歴史的建造物を活用したまちづくりに取り組むため、「歴史的建造物活用プランナー」の養成講座を2014年度に開催。約50人が修了し、今後はどう実践していくかが課題となっている中で今回の写真展や講演会を企画した。同協会の浜一平副会長=岡谷市=は、「古い建物はいずれなくなってしまう。そうした古い建物をうまく残しながら新しいまちづくりを考えることができれば」と話していた。

同協会と岡谷市は共催で、年明けから「岡谷のまちの魅力発見ミーティング」を開く計画を進めており、参加メンバーの募集もしている。問い合わせは同協会(電話026・225・9277)へ。

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