農耕の春告げる 諏訪大社上社で御頭祭

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桜を背景に諏訪大社上社本宮から前宮へ向かう行列

桜を背景に諏訪大社上社本宮から前宮へ向かう行列

神前に鹿の頭(はく製)をささげて五穀豊穣を祈る諏訪大社の御頭祭(酉の祭り)が15日、茅野市の上社前宮十間廊で執り行われた。御霊代を運ぶ行列が、諏訪市の上社本宮から、祭事を行う前宮へと厳かに進み、諏訪地方に農作の季節の到来を告げた。

茅野市泉野の中道、槻木の両区の氏子らが、薙鎌や矛、のぼり旗を手にし、 御霊代を乗せたみこしを担いで本宮を出発。 御頭郷を務める茅野市の「ちの・宮川」をはじめ、 各区の氏子総代ら関係者合わせて約150人の行列が、2キロほど先の前宮に向かった。

前宮では古式にのっとり神事が行われた。鹿の頭部のはく製や農産物、魚などをささげ、豊作を祈った。

中道、槻木の両区は、御頭祭に奉仕するのが伝統になっている。みこしを担いだ平沢保明さん(63)=槻木=は「安全に(御霊代を)運ぶことができ、ほっとした。今年も豊作になるといいですね」と話していた。

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