霧ケ峰の旧信濃山荘 諏訪市が解体の意向

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諏訪市が解体の意向を示した霧ケ峰の旧信濃山荘

諏訪市は4日の市議会12月定例会代表質問で、霧ケ峰強清水の市有地に建つ旧ホテル・旅館の建物3件のうち旧信濃山荘について、法的問題が解決することを前提に解体する意向を示した。解体費用の圧縮へ市発注の取り壊しではなく、別の方法が可能か検討していると説明。平林隆夫副市長は「寄付金を募ることを視野に入れながら市費を投入し、できるだけ早期に実施したい」と述べた。

旧ホテル・旅館は老朽化に伴う景観面、安全面の問題が指摘されている。同山荘は地上2階地下1階で解体費は約3000万円を見込むとした。解体のみに多額な費用を要するため、平林副市長は「税金の投入は慎重に考える」とも語った。

市は同山荘について1999年に相手方と、建物の所有権を放棄し、更地にして市に返す内容の土地の明け渡し合意書を確認したが、法人が解散したり、清算人が亡くなっていたりして、問題解決には至っていない。

市は市議会9月定例会で、強清水の市有地に建つ旧ホテル・旅館の建物3件を市が建物所有者に代わって解体する場合、最大2億6000万円程度の費用が必要との試算を明らかにしていた。副市長はこの日の答弁で「3件の所有者の状況が違う。トータルの判断で同山荘を優先的に解体すべきと考えている」と述べた。

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