岡谷独自教育カリキュラム 県教委指導で推進

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岡谷市教育委員会の岩本博行教育長は6日の市議会12月定例会一般質問で、地域資源を生かした独自の教育カリキュラム「岡谷スタンダードカリキュラム」を本格的に推進していくため、来年度、県教委から指導主事の派遣を受ける方針を明らかにした。教育課程や学習指導について専門的な指導を受け、同カリキュラムを学力向上に生かしていきたい考え。笠原順子氏の質問に答えた。

同カリキュラムは旧岡谷小学校の統合をきっかけに、魅力ある学校づくりに向けて地域資源(ひと・もの・こと)に焦点を当て、郷土に誇りと自信と愛着を持つ心を育てようと2015年度に導入。県教委から加配された統合企画教員2人が中心となって、岡谷の地域資源である製糸やものづくりを題材にした学習を取り入れてきた。

しかし、統合企画教員は今年度で3年の任期が終了することから、同カリキュラムを持続可能な 取り組みとしてどう普及、定着を図っていくかが課題となっていた。

岩本教育長は学力向上への取り組みについて問われ、「岡谷スタンダードカリキュラムを活用した地域に根差した学習を進め、ふるさと岡谷に学ぶ学習の充実を図っていきたい」と説明。その上で、「県教委からの派遣による指導主事の配置についても準備を進めている。教育委員会と学校が一枚岩となって、さらなる学力向上に努めていきたい」と述べた。

市教委によると、指導主事は県との派遣協定に基づき、市職員となり、人件費は市が全額負担する。人選は調整中だが、市内での勤務経験がある現役の教員を想定。同カリキュラムの定着を図るため、任期については複数年を考えているという。

岩本教育長は取材に「県としても積極的に支援してくれるということで期待している。緒に就いたカリキュラムをさらに充実、発展させていきたい。子どもたちのふるさと回帰は地方創生にもつながる」と話した。

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