町長を講師に政治学ぶ 下諏訪南小6年生

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校舎全面改築事業について青木町長(左)の話を聞く児童

下諏訪町の下諏訪南小学校6年生が6日、青木悟町長を学校に招き、住民参加の検討に基づいて行われた同校校舎の全面改築事業について話を聞いた。社会科の中の政治を学ぶ学習の一環。身近な問題を題材に、地方自治への理解を深めた。

校舎全面改築計画は2005年、当初の大規模改修から方針を変更してスタート。計画的な基金積み立てを経て、12~14年度の工事で完成させた。総事業費は約27億円。計画段階から建設まで、住民参加の民公協働のプロジェクトによる検討を基に進めた。

授業では児童代表7人が青木町長に、校舎改築に込められた思いや事業推進の手法を質問した。町長は「時間や費用はかかっても子どもたちが学びやすい環境をつくりたいという願いがこもっている」と説明。事業の進め方については「行政だけで計画を進め、説明を欠くと、疑問の声が出る。校舎改築は民公協働プロジェクトの検討経過を、時間をかけて議会や住民に説明しつつ進めたので、反対という意見は聞かれなかった」と振り返った。

106人の6年生は熱心に聞き入り、一番手で質問した鈴木達也君(11)は「一部の人だけでなく、多くの人の意見を集めて建設したのでいい校舎になったことが分かった」。河西敏夫校長(60)は「子どもたちにとって少し難しい内容だったが、政治ということを身近に感じてくれたのではないか」と話していた。

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