スガレ追い辰野を冒険 町PR動画が完成

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完成した動画をバックに蜂の子を食べてPRする武居町長とヨッピーさん

辰野町は町のイメージアップ事業として初めてPR動画を制作し、7日にインターネットの動画投稿サイト・ユーチューブなどで公開した。食用の地蜂を捕まえる風習「スガレ追い」をテーマに、一般公募した「辰野探検隊」が山の中で躍動する冒険もの。観光名所や特産品を紹介する“定番”とは趣向の異なるざん新な動画によって、全国へ町の魅力を売り込んでいく。

「信州の大秘境で 謎の猛毒昆虫 スガレを追え」―。刺激の強いタイトルで始まる動画は、約9分で構成。「秘境」という名の里山へ分け入った隊員7人が、偶然出会った地元名人に学びながらスガレ(クロスズメバチ)を追い、蜂の子を捕まえて食べるまでを動画にまとめた。

国の地方創生推進交付金の活用事業で、ケーブルテレビのエルシーブイ(諏訪市)が制作を担当し2年がかりで進めた。出演者はウェブライターのヨッピーさんを隊長に、県内外の20~30代男女約80人から隊員を選んで起用。住民もスガレ追い名人の男性4人が出演した。ロケ地は地元でなじみ深い有賀峠、大城山など。制作費は約600万円で、半額を同交付金でまかなった。

公開に合わせて町役場で完成試写会が開かれ、職員や出演者ら20人ほどが鑑賞。終盤までスガレの正体が明かされず、蜂の子をその場で煎って食べる展開に「最後まで見入ってしまう」「蜂の子がおいしそう」と声が上がった。

武居保男町長は、ヨッピーさんと蜂の子を試食して「行ってみたい、住んでみたい町をPRできる新鮮な内容。動画を見て、多くの人が町を訪れてくれれば」と期待した。

町まちづくり政策課の高津稔係長(43)は「当初は『謎の猛毒昆虫』とタイトル案を聞き驚いた」と苦笑いを浮かべつつ「インパクトがあり町を知ってもらう狙いを十分果たせる。拡散効果を高め、観光振興や移住定住促進の施策につなげたい」としている。

動画は、町ホームページからもリンク可能。「辰野探検隊」で文字検索できる。問い合わせは同課(電話0266・41・1111)へ。

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