伊那市 森林ビジョン 応援プロジェクト始動

LINEで送る
Pocket

白鳥市長と共に会見で、応援プロジェクトへの思いを述べた柘植さん(右)

伊那市は8日、昨年策定した「市50年の森林ビジョン」の推進に向けた応援プロジェクト「ミドリナ」を始動した。ふるさと納税や一般の寄付などで個人や企業から資金を募り、新たな基金を創設。寄付の使い道は森林の保全や活用に特化して、関係する各種団体の活動費にも交付する。市芸術文化大使で人物デザイナーの柘植伊佐夫さん(57)=同市山寺出身=が構想して市に提案した。柘植さんは官民協力のミドリナ委員会を来年4月に発足させ、ブランド化やビジネスマッチングなど、さまざまな連携で応援の輪を広げていく考えを示した。

同日から応援プロジェクト用のふるさと納税返礼品の取り扱いを開始。自然素材にこだわったバッグや衣服、美容液などで、いずれも柘植さんが選定した。企業向けに返礼品も用意する一般寄付は1月以降に受け付けを開始。基金設置に関しては、3月以降の市議会に関連議案を提出する。

ミドリナは「緑」と「伊那」の造語。柘植さんはこの日、白鳥孝市長と共に市役所で会見し、プロジェクトの概要を説明した。委員会の役割については▽ビジョンの普及宣伝▽異業種連携による商品開発▽魅力ある返礼品の選定▽イベントの開催│などを挙げ、既存団体との連携を強調。市の関係部局が事務局として入ることも説明し、地域一体で取り組むとした。

同ビジョンは50年後の森林の将来像や市民との関わりを示し、目標を定めて推進する。白鳥市長は「多くの市民と協力して取り組むことが重要。より明確な活動の指針となって結集できる」とプロジェクトに期待した。

おすすめ情報

PAGE TOP