最終処分場計画 諏訪市長と辰野町長が初懇談

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最終処分場計画をめぐり懇談する金子諏訪市長(左)と武居町長(右)

岡谷市、諏訪市、下諏訪町でつくる湖周行政事務組合が計画するごみ最終処分場をめぐり、諏訪市の金子ゆかり市長が11日、辰野町役場を訪問し、武居保男町長と初めて懇談した。町長は「撤回を改めてお願いしたい」と求めたのに対し、市長は「お互い知恵を出し合いたい」と計画について理解を求め、意見交換は平行線のまま終わった。

金子市長は「副町長時代に経過は承知していると思うが、町長になり、改めて思いを聞かせてほしい」と懇談を要請した理由を説明。武居町長は、同市が1962年にし尿の投棄場所を有賀峠の辰野町側に計画して町民が猛反発した問題に触れ「紛争を知っていれば今回の選択はなかったのではないか」と指摘した。

これに対し、金子市長は、し尿投棄問題を改めて陳謝した上で「今回の問題に関してお互い知恵を出し合い、解決に向けて進めていきたい」と述べた。武居町長は「今回の問題は(両市町の関係に)亀裂が入りかねない。撤回を改めてお願いしたい」とした。

懇談は冒頭のみ公開した。懇談後の取材に金子市長は「今後も行政の立場として緊密に情報交換しながら対応したい」と述べた。武居町長は「前に進んだ印象はない。板沢地区最終処分場建設阻止期成同盟会などと今後の対応を話し合い、住民と一緒に対峙していきたい」とした。

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