茅野市消防ポンプ操法大会 参加基準見直し検討

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茅野市は11日の市議会12月定例会一般質問で、茅野市消防団の団員確保と負担軽減に向けて、毎年6月に開く消防ポンプ操法大会の参加基準を見直し、分団ごとに編成したチームでの出場を可能にする方向で検討していることを明らかにした。小松一平議員の質問に答えた。

茅野消防署によると、市消防団は10分団65部で組織。市の操法大会は現在、分団大会で優勝した部単位チームに出場を限定しているが、来年度からは分団内で部を超えたチーム編成を可能にする。大会に携わる選手やサポーターが減ることで、団員の負担軽減につなげる狙いだ。

市の大会は士気と結束力を高め、消火技術の向上を図る目的で開き、今年で58回目。ホースをつないで標的に向け放水し、初期消火の動作の素早さや操作の正確さ、規律の高さを競う。一方、市大会に向け各部で1カ月半~2カ月間行う早朝の操法訓練が「過酷だ」などとして、入団しない口実にもなっている。

市消防団は今回の見直しに合わせ、「安全にけがのないよう放水できる基本訓練」(東城源・茅野消防署長)も徹底する考え。分団大会は「総合訓練」として、日常の基本訓練の成果を披露する場として位置付ける意向だ。

市消防団は9月以降、分団長会議や部長会を通じて話し合いを進めてきた。13日の分団長会議で方向性が決まる予定だ。米沢、泉野、金沢、中大塩の4分団が選抜制を導入する方向で検討中という。

足立孝幸団長は取材に「ポンプ操法の実力向上と正確に火を消す基本訓練の徹底を図り、市民の安全安心が揺るがない範囲内で見直しを行いたい。『地域に貢献したい』という仲間が増えれば」と語り、市民に理解を呼び掛けた。

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