岡工高ラグビー部使用第二グラウンド 夏には芝生のコート

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岡谷工業高校のラグビー部が使用している第二グラウンド(岡谷市)を芝生化する計画が進んでいる。16日は同部員や父母会、OB会、市ラグビーフットボール協会などから約120人が参加して種まきに向けた下準備に取り組んだ。6月に種をまき、8月には青々とした芝生に覆われたコートになる予定。

グラウンドの芝生化に向けては3年前から株の越冬の可能性などについて生育実験を重ねてきた。芝生化により、トレーニングや練習試合中のけがの危険性を抑え、より快適な環境をつくる。同部はラグビーの全国大会出場常連校だが、芝生のコートが整備された全国の強豪私立校とは実力差がある。小中学生が参加する諏訪湖ラグビースクールが同グラウンドを練習場としていることから、けがをしにくい環境を用意し、ラグビーに親しむ子どもを増やす狙いもある。

これまでの実験では冬の寒さが厳しい岡谷市でも芝生が複数年にわたって育つことが確認された。これを受け、今年は2面あるコートの1面を芝生化する。前日までに水まき用スプリンクラーの配管敷設工事を終え、16日は関係者がトラクターで地面を掘り起こし、生育の邪魔になる小石を取り除いた。選手たちは練習環境の改善、保護者らは同部の今後の活躍を期待し、作業に汗を流していた。

高校ラグビーの全国の強豪校は夏場、上田市の菅平で強化合宿を行う場合が多い。中京、関西地方の学校は通過点となる岡谷市で練習試合を組むことがあり、芝生化されたコートがあると、強豪校を招きやすい。岡工ラグビーのレベルアップにもつながることからOB会長の丸茂康幸さん(45)=同市長地柴宮=は「ラグビーに付きまとう『危険』『汚い』のイメージを芝生化によって払拭したい。岡工ラグビーのチーム力向上は市の活性化にもつながると信じている」と話した。

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