高校再編に率直意見 諏訪地域9校同窓会が懇談

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県教育委員会が開く県立高校の第2期再編を含めた改革の第2回地域懇談会諏訪会場(19日、諏訪市文化センター)を前に岡谷東、岡谷南、岡谷工業の3高校の同窓会が12日夜、「学びの改革」を考える諏訪地区懇談会を諏訪市内で開いた。諏訪地域の県立9校の校長、同窓会役員が参加し、意見を交わした。懇談会は今後も続け、提言などをさまざまな機会を通じて県教育委員会に伝えていく。

懇談会には約40人が参加した。各校の同窓会役員が再編の必要性、存続の妥当性、教員の育成、少人数学級の大切さなど幅広い観点から意見を述べた。同窓会としての立場でなく「私見」と前置きするケースが目立った。

県教委の再編基準では、都市部存立普通校に分類された1学年4クラスの岡谷東に再編の可能性がある。参加者からは「小規模校に魅力を感じて岡谷東を目指す生徒もたくさんいる。なぜ変えないといけないのか疑問」「再編ありきの議論は限界がある」という発言があった。一方で「母校の存続に固執せず、子どもたちの教育にとって何がベストかを考える必要がある」とする意見もあった。

少人数学級の必要性については「1クラス40人はまとめきれないという学校もある。30人位の少人数学級のほうが子どもたちがいきいきする」という考え、県教委の進め方について「しっかりと議論するには時間がなさ過ぎる」という声もあった。

今後旧通学区ごとに設置され、市町村長、教育長、産業界から選出された人らで構成する「高校の将来像を考える地域の協議会」に同窓会役員を加えるよう求めることも決めた。

主催した3校の同窓会を代表した岡谷南の小口博正同窓会長は「9校で意見を交わすことで県教委側への発言に重みを持たせたい。今後も適時にこうした懇談の場を持つ。その結果をさまざまなチャンネルを通じて県教委に伝えていく」と語った。

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