上社里曳きへ皮むき 御柱の装い一新

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本宮一の皮むきをする豊田・四賀の氏子たち=茅野市安国寺の御柱屋敷

本宮一の皮むきをする豊田・四賀の氏子たち=茅野市安国寺の御柱屋敷

5月3日から始まる諏訪大社御柱祭上社里曳きに向け、御柱の皮をむく作業が16日、茅野市安国寺の御柱屋敷で始まった。目通り周囲3・35メートル、長さ約18メートルの本宮一を曳く諏訪市豊田・四賀地区からは約300人が集まり、滑らかな木肌を表した里曳きの装いに御柱を一新させた。

御柱用材の伐採時に皮をはぐ下社と違い、上社は里曳き前に行う。この日は本宮三を担当する富士見町の境・本郷・落合地区、前宮三を曳く茅野市の玉川・豊平地区もそれぞれの柱の皮をむき、計3本の御柱が皮むきを終えた。

竹べらやバールなどで丁寧に皮をはがし、残った薄皮はすべ縄などでこすり取った。てこ衆が御柱を左右に傾けて、柱の下方の皮も全てむき、仕上げに高圧の水を噴射して表面をつるつるに仕上げた。

総斧長の田中則彰さん(57)=四賀赤沼=は皮むきを終えた柱を前に「御柱にきずをつけないように気をつけたのできれいに仕上がった」と満足げだった。飯田政信大総代(65)=豊田文出=は「氏子の皆さんの一致団結のおかげで山出しでは時間厳守を徹底できた。里曳きでは祭を楽しむ要素も大切にし、最後まできれいなご奉仕をしたい」と、気持ちを新たにしていた。

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