SUWAロケット 第2期プロジェクト始動

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小型ロケットの製作、打ち上げを通じてものづくり人材の育成を図る諏訪地方6市町村と信州大学工学部(長野市)の「SUWA小型ロケットプロジェクト」の会合が16日、岡谷市のテクノプラザおかやで開かれ、第2期がスタートした。現在、24社約50人が参加する予定で9月末に秋田県能代市で2回目のロケット打ち上げを予定している。今回はエンジンを自前で製作する。

会合ではプロジェクト責任者の中山昇・信大工学部准教授が3月に行われた1回目の打ち上げの結果を報告し、今後の計画を紹介した。1号機のエンジンは既製品を利用し、第1期メンバーで機体などを製作。打ち上げの最大速度は秒速70メートル。12秒間燃焼し、上空約370メートル地点にまで到達した。

2016年度は打ち上げを2回行う予定で、独自に開発するエンジンを使う。固形燃料に化学反応を加えるための液体の酸化剤を充てんして推力を得るハイブリッド型のエンジンとし、高度は500メートルを目標にする。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の嶋田徹教授を招いたハイブリッドロケットについての講演会も行った。嶋田教授は「次世代の宇宙輸送はハイブリッドロケットしかない。諏訪地方の加工技術と技術者の熱心さがうまく組み合わさるといい」と語った。

プロジェクトは20年度までの計画で16年度は国の地方創生交付金加速化交付金約7000万円を活用して事業を継続する。

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