諏訪地方でインフルエンザ流行期入り

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風邪予防のためお茶うがいをする園児=諏訪市の保育園

諏訪地方でインフルエンザが流行期に入り、県諏訪保健福祉事務所は集団感染などへの警戒を強めている。今月4~10日の1週間に管内8カ所の定点医療機関から報告された患者数は10人で、1カ所当たり1・25人となり、前週の0・5人から約2倍に拡大した。流行期入りは昨シーズンとほぼ同時期だといい、同事務所はマスク着用などでかからない、うつさない対策を呼び掛けている。

定点医療機関の全県患者数は400人を超え、保健所管内別では上田と飯田が1カ所当たり10人以上と注意報レベルに達している。流行入りの基準(1カ所当たり1人)に達しているのは県内11管内中、大町、木曽を除く9地域。

諏訪の患者を年齢別にみると、10~14歳が2人、20代1人、30代1人、40代3人、50代1人、80代以上2人。管内の小中学校や保育施設での学級閉鎖は起こっていないという。

県のウイルス検査では、現在はA型の一種で2009年に流行した新型インフルエンザとB型が主流だといい、昨年流行したA香港型も今シーズン流行する可能性があるとしている。

各施設などでのウイルス対策も本格化している。諏訪市内の保育園では風邪の殺菌効果のあるお茶でうがいをするなど、予防に努めている。このうち文出保育園では、屋外から帰ってきたときや給食前に手洗いと共にお茶うがいを徹底しているという。空気乾燥にも配慮し、各教室には加湿器を設置。後藤かおり園長は「園内ではまだインフルエンザにかかった子はいない。保護者へのお便りでうがい、手洗いの徹底を呼び掛けている」と話す。

接種ワクチンについては全国的に品薄状態が続き、諏訪地方でも一部医療機関で入手が困難になっている。諏訪市医師会の小松郁俊会長は「各院とも徐々に入荷しており、予約待ちをしている方から順に接種している」と話し、1月以降は例年通り接種できるとみている。

諏訪保健福祉事務所は、例年年明けが患者数のピークになるとし、「これから患者数は増えると予想される。アルコール消毒や手洗いを徹底するほか、バランスの良い食事をして予防してほしい」と呼び掛けている。

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