県立歴史館でKOAの日 協賛パートナー開館

LINEで送る
Pocket

普段は入れないバックヤードで土器を手に取る子どもら

県立歴史館(千曲市)は16日、「KOAの日」を行った。企業などのパートナーから寄付金を受ける代わりにパートナーの名称などを冠した特定の開館日を設ける取り組みの第1回で、伊那市のKOAが協賛。上伊那地方の産学官各種団体でつくる「郷土愛プロジェクト」主催のツアーで、上伊那の小学生親子約50人もバスで訪れた。

子どもらは同日から始まった日本の博物館の父と呼ばれる飯田市出身の東京高等農学校(現東京農業大学)初代学長・田中芳男についての企画展や、県の歴史をたどる常設展などを見学。特別に設けられたKOAのコーナーでは、会社の歴史や同社が製造し世界に展開している電子部品について学んだ。

企画展では、パリ万博に参加した田中がフランスみやげに持ち帰ったスプーンを彼の人生の象徴として担当者が紹介。「田中はここから日本に博物館を作るという人生の目標を決め、スタートした。みんなもいつかこういうスプーンを持とう」と呼び掛けた。KOAの向山孝一会長も「古里に生きた私たちの先輩の思いを学んでほしい」と語り掛けていた。

収蔵品の収められた特別な部屋に入り、縄文と弥生の土器を触ったり、縄文人の骨を間近で見学したりもした。伊那市狐島から訪れた齋藤悠真君(10)は「いつもは見られない物が見られて良かった」と話していた。

おすすめ情報

PAGE TOP